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独身がマジョリティになる20年後の「ソロ社会」とパラダイムシフト

喪女美

『20年後、日本の人口の半分が独身になる』
既婚者が圧倒的マジョリティだった社会から、独身者の時代が来る。

「ウソだろ!?」ククク、ホントだよ・・・

20年後、独身マジョリティ元年が到来する

『結婚してないヤツは半人前』
『30過ぎて結婚できないヤツは、どこか異常』
『少子化はおまえらの責任。誰でもいいから結婚しろ』

既婚者たちからこんな言葉で虐げられてきたみなさん、お慶び申し上げます。

20年後、日本の半分以上が『独身』になる時代がやってくることになりました。

デカイ面している既婚者たちがマジョリティであることを笠にきて、我々独身が結婚できない負い目があることにつけこんで、好き勝手に言いたい放題してくれちゃった時代が去ることが確定したのです。

いわば、「ソロ社会」へのパラダイムシフトが起こります。パラダイムシフトとは既存社会の価値観が崩壊したあとに、新しい価値観を形成した社会です。

 

わかりやすい例を挙げるなら、南北戦争当時のアメリカにおいて、未来で黒人大統領の誕生を想像すらできなかったのと同じこと。

現代で言うなら、大衆に絶大な影響力を誇ったマスコミのご機嫌伺いをしなければ情報戦で政治家生命を断たれた政治家たちが、トランプ大統領の誕生で「おまえらはフェイクニュースだ!」と堂々と、てめーら嘘ばっかついんてんじゃねえこのクソマスゴミが!と怒鳴りつけられる社会に変わりつつあること。

ほんの10年前なら「テレビと新聞が言ってることは真実」と誰も疑いませんでしたが、街角コメントすら劇団員を使っているのがバレ、今では「まーた適当なホラこいてるよ」と信用度が著しく低下していますよね? ネット使える人間は、テレビと新聞を信用しなくなりました。

「長い間、絶対に崩れないと信じていた社会の価値観が崩壊する」

これと同じ現象が「ソロ社会」ムーブメントとしてやってくるということなのです。

 

今は「ソロ社会」パラダイムシフトへの過渡期

単身者が急増中とは言え、20年後とはまだ遠い未来。現在はいまだ、過渡期にあると言えるでしょう。

『20年後、日本の人口の半分が独身になる』の根拠は、以下の著作からの受け売りです。

超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃(荒川 和久 著)

2015年国勢調査確定値をもとに、生涯未婚率は男性23.5%、女性14.1%と過去最高記録を更新。詳しい根拠とデータは上記の著作に譲るとして、2035年には男性3割、女性2割が生涯未婚となる計算で、男女の出産比率が男性優位なために男はさらに余っていく。

なお、「生涯未婚率」とは「50歳になった時点で一度も結婚をしたことがない人」という意味で、配偶者と死別や離婚してシングルになった人を含めれば「独身」はさらに増えていきます。

現時点でも3〜4割が生涯未婚なんですから、過渡期とはいえ体感的に「独身だらけ」と感じてもおかしくはないです。

※独身者のことを「ソロモン」と呼ぶのはやめてほしい・・・語感がキモチワルイ。普通に「ソロ」でよろしいのではないかと。

 

女性が輝くと干からびる「SHINE!~すべての女性が、輝く日本へ~」

数年前政府が、「SHINE!~すべての女性が、輝く日本へ~」というスローガンで、すべての女性たちが男女共同参画事業で輝ける社会をつくろう的なものをぶちあげました。このスローガン聞いたとき、ゾッとしたんですよね。「あ、これ女に全部めんどくさいことやらせる気だ」って。

「SHINE!」「シネ!」に言い換える人もいましたが、まさにそれでして、女性が輝こうとするほどに干からびていくのが実情です。

 

「女性の結婚動機として、『経済的理由が大部分を占める』ことは疑いようのない事実である。よって、女性自身が単独で経済的に自立するようになればなるほど、女性は結婚する必要性を感じなくなるのである」

「・・・『女性が輝く社会』が実現すればするほど、生涯未婚の女性が増えつづけるのではないかと思わざるを得ない。(中略)一生懸命働く女性が、その働く意欲のために、結婚という道を閉ざされてしまうのだとしたら、残念でならない」

超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃 第2章「バリバリ働く女性ほど未婚率が高い」より

 

なかなか、いいところを突いていますね。「超ソロ社会」では独身男性に焦点を当てた内容になっていますが、女性側が感じている結婚のデメリットについてもちゃんと言及されています。

働く女性にとって「結婚」はデメリットがでかいんですよね。社会に出てバリバリ働いて税金納めて結婚して子供産んで育児しながら旦那のお世話をして旦那の両親の介護もして、という社会から背負わされる(これがSHINE!の実態)負担がデカすぎで、養ってもらえるというメリットがなければ「結婚は割に合わない」というのが本音のところ。

社会的な「性役割」のせいで、家事・育児・家庭内の問題(姑舅の病気の際の世話や介護は女の役目)は「初めから女がやるもの」という意識が男性側、というか「SHINE!~すべての女性が、輝く日本へ~」という言葉に集約されているので、これら全部を引き受けたうえにフルタイムで仕事もやれなんて過労死しますよね。輝くどころか燃え尽きます。

『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』というドラマタイトルが負け犬の遠吠え的な意味合いで引用されがちですが、エモーショナルな部分を除外して結婚のメリットとデメリットを天秤にかければ、デメリットのほうが大きくなると判断できるので「(割にあわないから)結婚しないんです」と本気で思ってる女性が増えてると思いますよ。

本気で輝こうとすると、女性はエネルギーを全部吸い取られて、干からびていくわけです。

 

江戸時代の結婚観の話が面白かった

「超ソロ社会」の中で、江戸時代の結婚観の話が一番おもしろかった。「皆婚時代」はごく近年に形成された概念であって、明治より以前の時代ではもっと日本の結婚に対する感覚は違っていたというのです。

むしろ「みんな結婚していないとおかしい」という考え方は長い歴史からみると異常でさえある、と書いています。

一度結婚したらずっと添い遂げる必要はなく、そのときそのときであっさり離婚して結婚を繰り返した、というのも興味深いですが、現代のように惚れたはれたよりは生きていくためのシビアな結婚をしていた、というくだりもまた面白し。

男女ともに自立していて、女日照りだったために女性側の意見がかなり尊重されたという話も。

この辺がおもしろかったので、今度江戸時代の結婚まわりの話を調べてみたいな〜と感じました。数百年前の日本人の価値観を知れば、今の時代の結婚観をもっと客観的に見られそうです。

 

「ソロ社会」の行き着く先は?

さて、独身がマジョリティになった社会では、どんな価値観が形成されるのか。

「超ソロ社会」の荒川氏はソロで生きると言っても隔絶された環境に生きる殺伐とした社会ではなく、江戸の長屋暮らしのような、血縁によらぬ協調社会、あるいはコミュニティをつくって孤独とは無縁の、精神的に自立しつつ繋がりをもつ社会だと結論づけていました。

ややボケた印象のある結論で具体性に欠けますが、実際に時代が来てみないとわかりませんよね。大昔の部族社会に回帰する、という雰囲気でしょうか。似たような価値観を持つもの・知識水準を持つもの同士が集まってコミュニティをつくり個を形成し、個々が連携して助け合っていく社会。

わたしの頭には攻殻機動隊の「スタンド・アローン・コンプレックス」という言葉が浮かんできました。アニメ見てない人はちょっとピンとこなくて申し訳ないんですが、個人が自立・独立をしながらも、集合体の利益に益する行動を総意として意識し行動するという内容。

この方向で具体的に予想してみるなら「血縁なき部族社会の進化形」かなあ、と。血じゃなくて、思考や思想で仲間とつながっていく感じ。イメージ的には中国の三国志の義兄弟とかかなあ。義兄弟の契りを結んで絶対にお互いを裏切らない、命がけでうんたらかんたらな。でも正直、難しいんじゃないかという気もする。全員善人だという前提で成り立つから理想的すぎる。

ひとりでも悪人や変人がいれば、血族じゃないコミュニティなんてあっという間に崩壊する。(血がつながっていればこそ、悪人でも変人でも我慢できている)荒川氏は血のつながりの引力をやや軽視しているし「寛容」「優しさ」という言葉で性善説に期待しすぎている。性善説で社会がまわるほど、まだ、人類ってそこまで成熟していないのよ。

社会主義は言葉だけはキレイでもうまくいってないでしょ? それどころか一部が全体を搾取してキレイゴトだけで中身が腐りきっている。

「搾取的人間」は、「わたしたちは家族も同然。仲間なんだからお互いに助け合わないと」「隣人同士、トラブルがあってもお互い様だし、大きな気持ちで許して優しくしないとね」と善人の仮面をかぶりながら自らの過失を人に押し付け、人から罪悪感なく搾取する。

表面上、「いい人」「弱者」を演じるのがうまい人間ほど、善意につけこんで他人に負担をさせ、ものを巻き上げるのが上手だ。残念だけど、そんな人間がごまんと存在する。性悪説が人間には今んとこちょうどいいんだわ。「寛容」と「優しさ」は、ボーッとしている本当のお人好しを搾取する道具として使われ、結果としてかれらは追い詰められる。

仮に「優しい気持ち」「寛容さ」を前提に集団をつくると、その集団の負の部分を調整するために割りを食わされる人間が必ず必要となるし、そういった人材がいなければ最も弱くて抵抗できない人間が「ゴミ箱」にされることで9割の幸せを支えることになる。なぜなら、他人の善意や寛容さを食い物にする人間が出てくるから。「平等の不平等」になるんだよ。

割を食わされる立場の人間からすれば、集団に所属すること自体がリスクになるから自然に「ソロでいたい」選択をする。

実際の予想としては、「超個人主義」によって人はプライバシーを第一に、孤立しながらも幸福感・満足感を追求する社会になっていると考えます。

ネット、あるいはネット以上のテクノロジーの発達であらたなコミュニケーション手段が生まれているとも予想できます。テレパシー的なものができていても、驚かないなー。人と直接会う必要も、話す必要もない状況とか。

個人主義は現在「悪」と断定されていますが、それが「いいか・悪いか」という価値観についても、パラダイムシフトで善悪は入れ替わりますからあまり意味はありません。個人主義は利己主義とイコールではありませんから、個でありつつ全体の奉仕を考える、というのは矛盾していません。

何言ってるのかわかんないっスよね。どうせ20年後の話ですから、この辺は適当にスルーしといてください。

 

独身がマジョリティになるのはわかった。でも幸せになりたいのは今

「20年後は独身がマジョリティだぜ! オレたちの時代だ!やっほー!!」

と喜ぶのはいいんだけど、あのう、幸せになりたいのは今なんですよね。

 

ソロで幸せになるためには、どうすればいいのか。

あるいは、今ソロだけど相手が見つかるとしたら、理想の結婚はどんなものだろうか。

 

「超ソロ社会」では男女両方とも、「金」が結婚のネックになっていると語られていました。男は自分の稼ぎが結婚によって女に全部取られてしまうのが、結婚をためらう理由。女は経済的安定が最大の結婚のメリットと感じており、自分で稼げるなら、さらに上の年収の人でないとメリットがない。

つまり、「金の問題」さえクリアしてしまえば、お互いに結婚の障壁はなくなるというわけです。

結婚だけしたいなら、女性側は「結婚しても自分の稼ぎで生活費を出すから、養ってくれる必要もないし、あなたが稼いだお金は全部あなたのものにして」と言えば、結婚確率がアップできるかも。

男性側は「僕が一生養ってあげるから、仕事なんてやめちゃってもいいよ!一生安定した仕事だし!!」で女性の目の色が変わります。

でもこれだと、結婚はできても結婚後の生活が微妙に何かズレそうですね。

 

「高須克也✕西原理恵子」カップルが理想

 

金の問題をクリアした、幸せなカップルっていないかなあ、と考えたところ「高須克也✕西原理恵子」カップルが当てはまりました。高須先生は言わずとしれた美容整形外科医の億万長者ですし、サイバラ先生は自らの腕一本で稼いでいる著名な漫画家。ふたりとも、精神的、経済的に自立した方々です。

結婚、という形式に縛られず晩年の短い時間を一瞬一瞬、惜しむようにふたりで大事に過ごしているふたりを見ていると、「理想の夫婦の姿って、こんな感じかも」とほんわかしてきます。お互いに尊敬して大事にしあっているけれども、決して依存しているわけではない。

高須先生はサイバラ漫画の大ファンで、サイバラ先生に失礼をした奴を「誰!?」と言って、金と権力を使って追い詰めてやる!!!というフーリガンなくらい熱烈に漫画家として尊敬していて、親しい友人から自然に恋人になったという流れ。職業柄?女性の見た目や若さに惑わされない、貴重な男性ですよね。

心から、サイバラ先生を大好き、かわいいと思っていてそれを態度で隠さないところがまたキュンときます。そう!女って好きな男性から、こういうふうに熱烈にかわいがられたいんですよー。それで「幸せだなあ♡」と思える。(たぶん)

最近、『男なんてやらしくてがさつで無神経だし、大っ嫌いだ〜!』と結婚する気どころか、男がそもそも嫌いだと考えてたんですけど。単に、素敵だと思える男性に出会ってないだけなのかもしれないなあ、と。自分の行動範囲が狭すぎるので変な男性にしか会っていないだけかもと思えてきました。(痴漢とか職場のモラハラ親父とか)

高須先生みたいなキラキラした素敵な男性を見たり、たまに純粋な気持ちを持っている男性から素敵な言葉をもらったりすると、『あれ? 男にも結構、いい人いたのか』と思えますし。振り返ってみれば、出会えていないだけじゃん、と。

 

ソロの幸せな生き方とは

出会いというのは縁ですから、探し求めても縁そのものがなければ結局、出会えない可能性もあります。素敵だなと思える人に出会って、「この人と一生ずっといたいな」という流れで結婚すればそれは幸せですし、ソロも卒業です。

けれど無理やりご縁をつなぐこともなく、今現在、ソロのままで幸せを見つけるにはどうすればいいのか。

「幸せ」についてはいろいろと考えてきたんですけれど、じつは・・・『考えないほうが幸せになれる』ということに気づきました。

深く考えるほどに、人間は幸せから遠ざかることに気づいたのです。だって、幸せそうな人って見ていて「あいつ、悩みなんて何もなさそうだよなあ。普段から深くもの考えてないんだろうな」と感じたことってないですか?

これが真理なんですよ。「自分は幸せだろうか」なんて考えるから幸せじゃなくなっていくんです。考えるな。感じるんだ、といったところですかね。幸せになるためには。

「何も考えないで、目の前のことに集中する」って、意外と難しいんですよ。つい、別のことを考えてしまうから。

あまり深く考えないこと。考えないようにすること。そして、目の前の小さな幸せを、うわの空じゃなくてちゃんと実感しながら味わうことが「幸せのコツ」です。とっておきのブルマンの豆をひいて、おいしいコーヒーをいれて「う〜ん、いい香り〜」と楽しめるのが幸せ。

 

まとめ

 

20年後、日本の半分以上が『独身』になる
「ソロ社会」へのパラダイムシフトが起こる
今は独身マジョリティへの過渡期
女性は輝くと社会の重みで干からびる
働く女性にとって結婚は割に合わない
皆婚・結婚正規範という概念はごく最近できたもの
「ソロ社会」は個々でつながる共生社会
実際は「超個人主義」社会になると思う
独身がマジョリティになる前に幸せになりたい
「金」が男女ともに結婚のネック
「高須克也✕西原理恵子」カップルが理想
ソロで幸せに生きるなら深く考えるな

 

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